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シアタールームを積水ハウスで作る費用と特別割引を活用する方法!

積水ハウスのシアタールーム費用を性能を落とさず安くする具体的手順!

こんにちは。シネモノ サイト運営者の館長です。

「積水ハウスで家を建てるなら、憧れのシアタールームを作りたい!」そう考えてワクワクしている反面、やはり気になるのは費用のことや、実際に建てた人のブログでの評判ではないでしょうか?特に防音性能については、「本当に近所迷惑にならないかな?」と不安になるものです。

私の知り合いも自宅を作るときは、音の対策に一番頭を悩ませまたそうです。この記事では、積水ハウスが提案する「シアタールーム」の具体的な価格感や、後悔しないための防音設計のポイントについて、私の経験も交えながら詳しく解説していきます。

  • 積水ハウスの「シアタールーム」における3つのスタイルと費用相場
  • 8畳の防音室やリビングシアターを実現するための具体的な間取り
  • 実際に住んでいるオーナーの声から分かる遮音性能とペットへの配慮
  • 建築費用を抑えて、その分を音響機材のグレードアップに回すための裏技

積水ハウスでシアタールームを作る費用と実例

積水ハウスでホームシアターを実現する場合、手軽なリビングシアターから本格的な防音室まで、予算と目的に応じて様々な選択肢があります。ここでは、公式に提案されているパッケージの価格感や、実際に「推し活」や映画鑑賞を楽しむための具体的な部屋作りの実例について、詳しく見ていきましょう。

シアターアットホームの価格と選び方

積水ハウスには「シアターアットホーム」という、生活価値を高めるためのパッケージ提案があります。これの何が良いかというと、ホームシアター=マニアのもの、という敷居の高さを払拭してくれている点ですね。

大きく分けて以下の3つのスタイルが用意されています。

スタイル名特徴こんな人におすすめ
LDスタイルリビングに映像と音響を統合。日常的に楽しむスタイル。家族みんなで映画やスポーツ観戦を楽しみたい方
プライベートスタイル没入感を重視した専用室。防音工事を施す本格派。誰にも邪魔されず映画やゲームの世界に浸りたい方
フリースタイル寝室や書斎と兼用。リラックス空間との両立。就寝前のリラックスタイムやテレワーク中も楽しみたい方
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特筆すべきは、LDスタイルの基本セットであれば60万円から導入可能という点です。「注文住宅のオプションで60万円」と聞くと、決して安くはありませんが、キッチンやユニットバスのグレードを一つ変えるくらいの感覚で検討できる範囲かなと思います。

また、積水ハウスらしいのが「ユニバーサルデザイン」の視点が入っていること。機械に詳しくない家族でも簡単に操作できるように配慮されていたり、生活動線を邪魔しない機器配置になっていたりと、「家族全員が使いこなせる」ことを重視しているのは非常に好感が持てますね。

8畳の防音室にかかる費用相場と間取り

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「近隣への音漏れを気にせず、深夜でも爆音でアニメや映画を楽しみたい!」という方には、パッケージ提案を超えた本格的な防音室(プライベートスタイル)が必要です。

実際に積水ハウスで施工された事例を見ると、8畳(約13〜14平方メートル)という広さが一つの基準になっているようです。8畳あれば、100インチ〜120インチクラスのスクリーンを設置しても視聴距離が十分に確保できますし、定在波(部屋の中で音が響きすぎてしまう現象)のコントロールもしやすくなります。

広さに関する豆知識 実は、シアタールームは広ければ広いほど良いというわけではありません。以下の記事でも解説していますが、適度な狭さは音の密度を高め、コストを抑えつつ迫力ある音響を作るのに有利な場合もあります。 シアタールームは狭いほうがいい?自宅で100インチの映画館作り

費用に関しては、本格的な防音工事を行う場合、通常は標準的な建築費用に加えて数百万円単位の上乗せが必要になると考えておいた方が良いでしょう。これは、「浮遮音構造(ルーム・イン・ルーム)」といって、部屋の中にもう一つ部屋を浮かせて作るような特殊な工事が必要になるからです。ただし、この費用を性能を落とさず軽減する方法があります。これは記事の最後の方で詳しく解説します。

しかし、その対価として得られる遮音等級Dr-55クラスの性能は圧倒的です。これはピアノの演奏や、映画の重低音が隣室で「かすかに聞こえるかな?」程度まで減衰されるレベル。後付けのリフォームでは不可能な構造や性能を、新築時にハウスメーカーの保証付きで手に入れられるのは大きなメリットです。

天井埋め込みスピーカーですっきり暮らす

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シアタールームを作る際、どうしても邪魔になりがちなのがスピーカーの存在です。特に最新の立体音響「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」を楽しむには、頭上にもスピーカーが必要になります。

積水ハウスの実例で上手だなと感じるのは、「折り上げ天井」を活用した埋め込み設置です。天井の一部を高くし、その懐(ふところ)部分にスピーカーを隠すことで、見た目の圧迫感を完全に消しています。

また、インテリアに合わせて北欧ブランド(DALIやDynaudioなど)のスピーカーを採用しているケースも多く見られます。これらは木目の仕上げが美しく、積水ハウスの上質な内装と非常に相性が良いですね。「メカメカしい機械を置きたくない」というパートナーの理解も得やすいポイントではないでしょうか。

ペットも安心できる遮音性能の高い部屋

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意外と見落としがちなのが、ペットとホームシアターの関係です。犬や猫は人間よりも聴覚が鋭いため、私たちが楽しんでいる大音量が、彼らにとってはストレスになることがあります。

積水ハウスのペット共生住宅仕様「ディア・ワン」の考え方を取り入れたシアタールームでは、以下の2つの意味で防音が機能します。

  1. 外部への音漏れ防止: 近隣へのマナー。
  2. 家庭内での遮音: シアタールームの爆音が、リビングや寝室にいるペットに届かないようにする。

また、配線を壁内や床下に隠蔽(モールディング)することで、ペットがケーブルを噛んで感電してしまう事故も防げます。「映画を楽しむ自分」と「大切な家族であるペット」のどちらも我慢させない、共存可能な空間作りができるのは、設計力が高いハウスメーカーならではの強みですね。

ブログで見る実際に建てた人の評判

では、実際に積水ハウスで建てたオーナーさんは、その防音性能をどう感じているのでしょうか?あるオーナーさんのブログ(体験記)を拝見すると、非常に興味深い「生の声」がありました。

オーナーさんの実感ポイント

特に鉄骨造(イズ・シリーズなど)を検討している方が心配される「音が響きやすいのでは?」という点については、標準でALC(軽量気泡コンクリート)床が採用されていることもあり、「何もしなくてもベースの遮音性が高い」という評価が目立ちます。

もちろん、「絶対に無音になる」わけではありませんが、一般的な住宅に比べればその差は歴然のようです。シアタールームを作る土台として、非常に信頼できる躯体性能を持っていると言えそうですね。

積水ハウスのシアタールーム導入で後悔しない手順

どれだけ建物自体の性能が高くても、設計や機器の選び方を間違えると「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。ここでは、失敗しないための具体的な手順と、賢くコストダウンするための方法を解説します。

遮音性能不足で後悔しないための窓選び

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防音における最大の弱点は「窓」です。壁がどれだけ分厚くても、窓の隙間やガラス面から音は出入りしてしまいます。

積水ハウスの標準サッシは遮音性が高いですが、シアタールームとして本格的に大音量を出したい場合は、以下のオプション検討を強くおすすめします。

「防音カーテンでなんとかなるでしょ」と考える方もいますが、カーテンはあくまで補助的なものです。低音の振動を止めるには、窓自体の物理的な対策が不可欠です。設計段階で「ここはシアタールームにするので、窓の仕様を強化したい」と相談しておきましょう。

書斎を兼ねた多目的シアターの作り方

専用の部屋を作る余裕がない場合でも、「書斎兼シアタールーム」なら実現しやすいですよね。4.5畳〜6畳ほどのスペースでも、工夫次第で立派な秘密基地になります。

ここでのポイントは「造作家具(ぞうさくかぐ)」の活用です。既製品のラックを置くとどうしても場所を取りますが、積水ハウスの造作家具なら、壁一面を収納にしつつ、アンプやゲーム機をぴったり収める設計が可能です。排熱のための通気口を家具に仕込んだり、配線を通すルートをあらかじめ確保したりと、オーダーメイドならではの使い勝手が実現できます。

また、狭い部屋で大画面を映すには「短焦点プロジェクター」の導入も検討してみてください。壁から数十センチの距離で100インチを投影できるため、部屋の広さを気にせず導入できますよ。

リビングシアターでのスクリーンの配置

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リビングでシアターを楽しむ場合、最も重要なのは「光のコントロール」です。日中の明るいリビングでは、どんなに高性能なプロジェクターでも映像が白っぽく見えてしまいます。

これを防ぐためには、以下の対策が有効です。

スクリーンの選び方 リビングのような迷光(余計な光)が多い環境では、真っ白なスクリーンよりも、光の影響を受けにくいグレー系や、特定の光だけを反射する特殊なスクリーンが適している場合があります。 プロジェクターのスクリーン黒と白どっち?基本と応用を専門家が徹底解説

積水ハウスの設計担当者に「映画を見るときはここだけ暗くしたい」と伝えれば、Lutron(ルートロン)などの調光システムを含めた照明プランを提案してくれるはずです。

紹介割引で浮いた予算を音響機材に回す

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さて、ここからが本題です。シアタールームを作るには、防音工事や造作家具など、どうしても追加費用がかかります。「予算オーバーだから、スピーカーのグレードを落とそうかな…」と諦める前に、知っておいてほしいことがあります。

それは、*オーナーの紹介による割引システムがあるということです。(*積水ハウスの公式サービスではありません

通常、住宅展示場や資料請求から普通に申し込むと、定価ベースでの見積もりになりがちです。しかし、オーナーからの紹介という形で申し込むと、通常は商品券などがもらえますが、さらに特別に建物本体価格から数%の割引が適用されるケースがあります。

例えば、3,000万円の建物で3%の割引が入れば、それだけで約90万円が浮きます。90万円あれば、諦めかけていた4Kプロジェクター、ポップアップスクリーンや憧れの海外製ハイエンドスピーカーも、あるいは防音ドアのグレードアップも余裕で実現できますよね。

積水ハウスのシアタールームをお得に建てる窓口

「でも、周りに積水ハウスで建てた知り合いなんていないよ」という方もご安心ください。WEBから利用できる紹介窓口が存在します。これは積水ハウスの公式サービスではなく、あくまで現役オーナーさんがあなとの間に入って交渉をしてくれるサービスです。このオーナーさんも、自身の家づくりを土地探し、ハウスメーカーの選択、ローンの申し込みから、実際の工事着工まで、画像やイラストを使って実名でサイトを公開しています。

もしあなたが、まだ積水ハウスの展示場に行ったことがなく、資料請求もしていない状態であれば、以下の「積水ハウス ご紹介割引の窓口」を利用することで、紹介割引の適用を受けることが可能です。

この窓口を経由するだけで、優秀な営業担当者(店長クラスなど)を紹介してもらえる可能性も高まり、結果としてシアタールームのような特殊な要望にもスムーズに対応してもらえるようになります。

注意すでに資料請求や展示場に行ってしまった方へ 残念ながら、一度でも展示場に行ってアンケート(個人情報の入力)に答えてしまっていると、横やりを入れるかたちになってしまい、この紹介制度は利用できないという厳しいルールがあります。

これから検討を始める方は、積水ハウスで頼むかどうかは別として、いきなり展示場に行かず、まずは紹介制度の手続きを済ませるのが、賢く理想のシアタールームを手に入れるための「最初の一手」です。

浮いた予算で、妥協のない最高の視聴環境を手に入れてくださいね。

こちらのサイトで紹介コードを求められた場合は以下のコードを入力してください。紹介コード:LP1800

積水ハウス ご紹介割引の窓口はこちら

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